熊本県の等級(格付)は何点で決まるか
熊本県の工事の入札では、土木一式・建築一式・舗装・電気・管の5業種に「等級(格付)」があり、等級によって出られる工事の大きさが決まります。等級は、県が決めた「総合点数」の線で分けられます。
総合点数は「経審の点数+県の技術点」
総合点数は、経営事項審査の総合評定値(いわゆる経審の点数)に、県の「技術事項等評価点数」を足したものです。技術事項等評価点数には、熊本県の工事の成績などが入ります。経審の点数だけでは等級は決まりません。
等級の線(令和8年度の格付基準)
| 業種 | 等級と総合点数 | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| 土木一式工事 | A1:1,432点以上 | A2:1,049点以上 | B:715点以上 | C:それ未満 | |
| 建築一式工事 | A1:1,218点以上 | A2:1,002点以上 | B:829点以上 | C:712点以上 | D:それ未満 |
| 舗装工事 | A:1,260点以上 | B:944点以上 | C:それ未満 | ||
| 電気工事 | A:1,039点以上 | B:836点以上 | C:それ未満 | ||
| 管工事 | A:984点以上 | B:816点以上 | C:それ未満 | ||
令和8年度から入札参加資格を持つ会社に使う表です。令和7・8年度の2年間の資格を持っている会社は、令和7・8年度の格付基準の点数の線で格付が見直されます。
いまの等級ごとの社数
県の入札情報公開サービスで公表されている有資格者情報(工事・県内)から数えました。
| 業種 | 等級と社数 | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| 土木一式工事 | A1 61社 | A2 295社 | B 518社 | C 578社 | |
| 建築一式工事 | A1 39社 | A2 66社 | B 107社 | C 129社 | D 261社 |
| 舗装工事 | A 74社 | B 97社 | C 697社 | ||
| 電気工事 | A 67社 | B 90社 | C 175社 | ||
| 管工事 | A 57社 | B 124社 | C 366社 | ||
点数が線を超えていても、上の等級とは限りません
公表されている総合点が上の等級の線を超えていても、下の等級になっている会社があります。
- 土木一式工事のB等級で、いま公表されている総合点がA2の線(1,049点)以上の会社:2社
- 土木一式工事のC等級で、いま公表されている総合点がBの線(715点)以上の会社:136社
- 建築一式工事のA2等級で、いま公表されている総合点がA1の線(1,218点)以上の会社:10社
- 建築一式工事のB等級で、いま公表されている総合点がA2の線(1,002点)以上の会社:16社
- 建築一式工事のC等級で、いま公表されている総合点がBの線(829点)以上の会社:40社
- 建築一式工事のD等級で、いま公表されている総合点がCの線(712点)以上の会社:86社
- 舗装工事のC等級で、いま公表されている総合点がBの線(944点)以上の会社:5社
- 電気工事のB等級で、いま公表されている総合点がAの線(1,039点)以上の会社:1社
格付基準には点数の線のほかに「格付要件」があり、2年間の資格を持つ会社は令和7・8年度の基準で見直されます。等級を上げたいときは、点数だけでなく、格付要件・どの時点の経審が使われるか・どちらの年度の基準が当たるかを、あわせて確かめる必要があります。
出典:令和8年度(2026年度)熊本県工事入札参加者資格審査における格付基準/熊本県工事入札参加者資格審査格付要綱/くまもと県市町村電子入札システム 入札情報公開サービス(有資格者情報、2026年10月22日時点の取り込み)